夜明け前の

もはや徹夜でゲームをしなくなったな、っと。

SFC「ガンハザード」レビュー メカドット絵が美しい良アクションRPG

 スーパーファミコンのアクションRPG
「FRONT MISSION SERIES GUN HAZARD」(フロントミッションシリーズ ガンハザード)


箱、説付きで2400円で購入
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カセットのみだとアマゾンで1000円~(2022/09現在)
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 取扱説明書がなくてもネットで見つかる。
インターネットアーカイブより

「フロントミッションシリーズ ガンハザード」マニュアル


 フロントミッションといえばSFCとPS1、PS2で本編ナンバリングタイトルが5まで発売された
シミュレーションRPGシリーズ。

(ちなみに1のリメイクが2022年11月に発売)


 「ガンハザード」はその外伝的作品で横スクロールのアクションRPGとなっている。



 制作は『重装機兵ヴァルケン』と同じチームで似たプレイ感だが
アクションRPGなので、横スクロールアクションがそれほど得意じゃなくても
比較的大丈夫な難易度。


ヴァルケンはなんか最近中古価格が上がっており、
カセットのみで3000円~
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(なお、重装機兵ヴァルケンはPS2でリメイクされているが、ク〇ゲーと名高い。)
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 それに比べるとガンハザードの中古価格はまだあまり高くないですね。



 最近SFC時代のアクションRPGは人気が高いし、ヴァルケン的なロボットアクション、
当時全盛期のスクウェア発売、ということでもっと人気があっても良さそうなのに
イマイチ影の薄いゲームで忘れられた子。(個人的感想)


なんかもひとつ人気のない理由を考えてみました。




ガンハザードはSFC後期の1996年2月23日発売。

4ヶ月後の1996年6月23日にNINTENDO64本体が発売され、
PS1は1994年12月3日に、SSは1994年11月22日に発売済み
という次世代機への移行時期。


SFC後期なのでドット絵レベルは高い

特にロボットや戦艦などの機械系は気合の入ったドット絵でとても良い。
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また、太陽や夕日が角度によってビカッと光ったり、木漏れ日が差し込むといった
光の表現が良いと思いました。
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リアルロボットな機体の重みを感じられる動きやバーニアの挙動など、
2D横スクロールでロボットを動かしている感がとても良い。
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ゴリゴリ動かしてるとフィギュアも欲しくなってきますね




ヴァンツァー操作と、そこから降りて生身での行動の両方でき、
ロボットと人のサイズ感の違いがわかりやすくドット絵で表現されているというのが面白い。
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正義感ある主人公、生真面目な軍人、気障な盛り上げ役、気弱な回復役、
主人公に好意を持つ女性オペレーター、自らの研究にしか興味のない科学者、
なにか事情を抱えた敵キャラその1、普段はメチャクチャなのにそいつの言うことだけは聞く敵その2

などなど、90年代マンガによくいたような定形的なキャラが
いかにもJRPG的で安心感があります。




キャラクターデザインは天野喜孝で、セリフのたびに顔絵が出るのでファンにはたまらないでしょう。
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ちょっと漫☆画太郎的に見えるのがいるのもご愛嬌。
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悪いやつはいかにも悪い顔をしている。




 最初は、主人公の純粋真っ直ぐで頭の悪そうな言動にイライラし、
ストーリーにいまいち入り込めなかったりもしましたが

中盤以降の世界各地で起きる紛争の裏にいる組織との対峙という
これまたありがちですが、それでも燃えるものがある展開が良かったです。

なんつうかスクウェア的王道というか、既視感のあるキャラとストーリーではありますけど。


最初に大統領がトレーラーで突っ込むのはびっくりしたが。



主人公の言動の感想は↓に集約されているな。
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一方でゲームとしての難点において一番は序盤から中盤までの退屈さでした。


 ステージに出る敵を倒していって右端まで行くとクリアになり、
スゴロクの行けるところがアンロックされ、次のステージへという進行なのだが、

序盤はステージに出る敵のバリエーションや攻撃パターンが少なく感じ、
ステージ構成も景色は変わるものの、大してやることが変わらず単調。



中盤の後半~はだいぶ良くなってきて
特に終盤のマチュピチュあたりからは敵の攻撃も厳しくなって歯ごたえがあり
ステージ構成も複雑になってゲームとして楽しい。

中盤までで難しいなと感じる人にとって終盤は厳しいと感じるかもしれない。

レベルを上げて武器選択を間違わなければ多分大丈夫と思うけど、
ラスボスはちょっときついかも。


ストーリー的にも終盤に盛り上がってくるので、序盤が退屈に感じる人もぜひ我慢して進めてほしい。





 その他細かい不満点としては、操作性や挙動がなんかイマイチで

メイン武器のバルカンやレーザーは直線のみで発射角度も
決まっているのでそこから外れると全く当たらなく
ヴァンツァーより少し小さい敵やちょっとの段差にいる敵にはすごく当てづらい。
結果当てやすいショットガンばかり使ってしまう。

発射角度固定がリアルとは言い難く、フレキシブルに角度調整できたら良かったのに。



 またこのゲーム、リアルさを表現してか間近の敵を倒すとその爆風でこちらもダメージを受けます。

敵は次から次へまとわりつくように突っ込んできて、そこで倒すとこちらもダメージを喰らうという、
お前らカミカゼアタックかよっていう。

(これはダメージを受けることでヴァンツァーの習熟度が上がるようなのでそのためなのか?)



 ダッシュをして敵にぶつかるとダメージを喰らうが敵がダッシュしてきたらスルーする謎。

歩いて通れるようなちょっとの段差や下りスロープにもダッシュだと引っ掛かって止まってしまう。

さらにダッシュ最中に反対方向へキーを入れると、方向転換せずに入れた方向へダッシュ継続する。
ジャンプしてダッシュキャンセルできるが、敵にあったときとかとっさだとなかなか焦る。

(ラスボス戦ではこのダッシュ継続性が役に立つが)



 ダッシュ関係の不満は小さいことだが、バルカン、レーザーの当てづらさと
敵の爆風に巻き込まれてのダメージは結構イライラします。



 フレンド機体の謎行動もあり、
一番使えるクラークのヴァンツァーは、画面から外れるといつの間にか
まだ行ってないところへ先回りして戦っていたり、
人しか入れないような狭い通路の先まで入ってきたりと、かなり怖い。

他のフレンドもはぐれてついてこなかったりし、バグを疑う不審な挙動。


この辺のリアルさが売りのはずなのに、そう思えない箇所が散見されるのが残念ポイント。




 また各ステージに出る敵の数は決まっており、ステージの進行位置にかかわらず
次から次に襲ってくるので、最初の方ですべて倒すと、それ以降は
固定敵のみしか出ないスカスカ状態になってしまうというアンバランスさもいまいち。


あと入ってみなきゃどういうステージ構成なのかわからない。

空中や水中ステージだとフレンドは勝手に離脱してしまうし、武器選択によっては
初見殺しになってしまうので、大体の情報は事前に言ってほしかったところ。




序盤の退屈さや細かい不満点があり、最初はちょっとどうかなと思ったが、
後半はかなり良く、全体的なゲームとしてのバランスは取れており
(ラスボス戦で急にきつくなるけど)良ゲーだと思います。


また2D横スクロールロボットアクションとしてドット絵は屈指の美しさなので
ドット絵好きは是非。
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ガンハザードは過去にはWii VCで配信されていたが現在はやっていなく、
今のところプレイするにはスーファミ実機のみ

(『重装機兵ヴァルケン』は2022年9月現在、まだWiiUで配信されているが、
2023年3月28日にWiiUのニンテンドーeショップが終了する。)



そう考えるとこれから値段は上がっていきそうではありますね。



ヴァルケンとはロボのテイストがちょっと違う感じ。
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以上。

PS5もようやく普通に手に入るようになりましたね。

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最近気づいたこと
Steamやブックオフなどで、安いと思って
数百円で買ったゲームほどやらないな。
今になってようやく。

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