ラグクラフトのクトゥルー神話的パズルゲームの「Call of the Sea」

Epic Games無料配布でのいただきもの。
グラボの推奨要件は
AMD RX Vega 56、NVIDIA GTX 1070/GTX1660Tiまたは同等

とあり、
うちのグラボはNVIDIA GTX 1070なので、最高設定でプレイできるでしょうと
グラフィック設定でのプリセットを見ると自動で最高の「エピック」になります。
これでゲームスタートをすると、プロローグ段階からグラボ負荷がすごく高いのが気になります。
MSI Afterburner読みでコアクロックは大体において最大値付近、GPU使用率も99%ほどで
常にベタ踏み状態。
GPU行の左から温度、使用率、コアクロック、ファン速度

こうなると温度がすぐに70℃を越え、それに伴いファンも高速回転してくる。
とりあえず
初期状態ではフレームレートのリミッターがかかっていないので
グラフィック設定で
垂直同期が初期状態では「OFF」になっていると思うのでこれを
「ON」にし、

「ディスプレイ設定」とかでリフレッシュレートを「60 Hz」にすると

上限が60fpsまでになる。
これでもコアクロックはフルロードのままだけれど
GPU使用率が70%程度まで落ちるので温度上昇は若干抑えられる。
ちなみにグラフィックプリセットを「低」にすると、GPU使用率が40%ぐらいまで落ちるが
クロックはフルスウィングのまま。
正味な話、プロローグやチャプター1のグラフィックを見てそこまで
クオリティが高いとも思えず、こんなグラボに負荷のかかりまくるゲームとは信じられん。
どうも「Xbox Series X」や「PS5」世代のゲーム機で出せるぐらいのゲームをってことらしく
https://www.gamespot.com/articles/call-of-the-sea-is-subtle-in-how-it-uses-nextgen-p/1100-6478889/たしかに、光の表現などはらしいといえるが、もうちょっとグラボに優しく最適化してほしかったところ。
短いゲーム(10時間もあればクリアできるはず)なのでそこまで気にしなくてもいいのかもしれないが。
ストーリー的に言うと
作中に名称が出てくるわけではないが、ラグクラフトのクトゥルフ神話へのオマージュ作品。
なのでラグクラフトファンは楽しく遊べ、パズルもさほど難しくなく、半分ウオーキングシミュレーター
的なプレイ感。(後半
ABZUぽかったり)
しかしダゴス眷属の話としてはありがちで、ストーリー展開にさほど意外性はないかな。
一応すべて日本語化されているが、フォントは日本漢字ではなく
中国漢字(簡体字か繁体字かは知らんが)。
あと2か所ぐらいハングルになってたところもあったけど、
まぁ大体において自然な翻訳だったし問題なし。
BGM、環境音、効果音などの質は高く
サラウンドも7.1chになっている。
パズル的にはヒントをすべて集めてそれを組み合わせることを考えていけば
そんな苦労することはないと思う(一か所ぐらいかな?詰まったのは)。
インディーズゲームとしてグラフィック効果もきれいといえばきれいなので
プレイする楽しさはありました。
やっぱグラボ負荷率が高いのが気になり、そこをなんとかしてほしかったなぁと。
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