夜明け前の

もはや徹夜でゲームをしなくなったな、っと。

CINEBENCHのスコアが低いときに試すこと

 前回、CPUをRyzen 5 2600→Ryzen 5 5600Xに変えたら
サクサク動作になって満足だったんだけど、

Ryzen 5 5600Xにアップグレードした正直感想

CINEBENCH R20のスコアが

CPU : 3968pts
CPU (Single): 578pts


とレビューサイトのスコアよりマルチスレッドで10%、シングルでも少し低いことが
気になる結果に。


Ryzen 5 5600XのCINEBENCH R20スコアは大体、
CPU 4400~4500
CPU (Single)600 出るはず




"5600x cinebench r20 score low"で検索してみると、同じようにスコアが10%程度低い
というのが結構見つかるので割にあることのようです。



検索して出るページには、PBO(Precision Boost OverDrive)をEnableにしろ。

ってなことを書いているのが散見されますが、いや、それ普通にオーバークロックですから。

そういうのじゃないんだよ、あくまで定格でのスコアが気になるんだよ。



実際、PBOをEnableにしてベンチ回すと、ワットチェッカーで計測した
消費電力が50Wほど増えてしまいますからね。


使ったワットチェッカーは1800円ほどのELPA EC-05EB





Windowsをクリーンインストールしてみたらっていうのもあるがめんどくさいしなぁ


ってことでとりあえず色々やった結果、クリーンブートしてから回してみて、ってこと。



クリーンブートは最小限のドライバとソフト、アプリだけで起動するので
他のアプリの影響を受けない環境で試せる。

似た起動方法でセーフモードがあるが、クリーンブートのほうが影響あるアプリの特定がしやすい。





テスト環境は、
CPU: Ryzen 5 Ryzen 5 5600X
マザーボード: MSI B450 Gaming Plus Max (BIOSは最新)
GPU: MSI Radeon RX 470 MINER 4G (AMD Radeon RX470)
Mem: ESSENCORE KLEVV CRAS II DDR4-3000 16GB (8GB x 2) UEFIにてDDR4-3200に
ストレージ: ADATA SU650 (SSD 240GB)、WDC WD40EZRZ-22GXCB0 (HDD 4TB)
サウンドカード: Sound Blaster X-Fi Titanium Pro SB-XFT-PA
電源: 玄人志向 550W Bronze
CPUクーラー: 虎徹 Mark Ⅱ

OS: Windows 11 Pro 64-bit ver.22H2



電源プランは「バランス」でも「高パフォーマンス」でも「究極のパフォーマンス」でも
R20のスコアに変わりは無いかも。


ただこんな↓初歩的ミスをしているかもしれないので、
CINEBENCH R20スコアが悪い? | PC構成を変更したときに起きたトラブル。
電源プランの詳細設定で最大のプロセッサの状態が100%になっているかは確認。

(変にいじってなきゃ別に見なくてもいいけど)


UEFI(BIOS)やチップセットドライバなどはアップデートで最新にしておき
UEFIは一回リセットしてもいいけど、CPUのオーバークロックをしてなきゃ別にいいかな。

メモリのオーバクロックも2666を3200程度なら影響はないと思う。


テスト中の状態モニタには「HWMonitor」が
各コアの動作クロック、温度、消費電力の目安が観測できて見やすい。






クリーンブートのやり方
↓Windowsサポートの
Windows でクリーン ブートを実行する方法

の通りにやればよいが、

これ以外にタスクトレイにあるアプリで「Windowsと一緒に起動する」的な設定をしたものもオフにしておく。

タスクマネージャーで無効にしたのは、後ほど自分で元に戻すので覚えておきましょう。





クリーンブート後、タスクトレイに終了できるアプリがまだあるなら閉じておく。

OS起動処理が落ち着くまでしばし待機。5分ぐらいでいいかな。



これで、Cinebench R20を回すと
CPU 4261 pts
CPU Single Core 599 pts

と上がって、マルチスレッドはまだ少し低いものの、シングルはほぼレビュー通りに出た。



Cinebench R23のほうは
CPU 10819 pts
CPU (Single core) 1531 pts

とレビュー通りのスコアが出ている。







もう少し絞り出すなら、

CINEBENCH起動してからCtrl+Alt+Deleteでタスクマネージャーを開き、

左側メニューの詳細をクリック、Cinebench.exeを右クリックし

優先度の設定を、初期設定では「通常以下」になっているが、「リアルタイム
へ変更。
5600X-9.jpg


これでCinebenchを回すとマルチスレッドテストでは、一見フリーズしたかのように
PCの操作を全く受け付けなくなり、テスト画面は画像が表示されず
ブラックアウトしたままという状態になりますが、終了すれば元に戻ります


スコアが上がると思いますが、上がってもマルチで数十程度、シングルは変わらないかもしれません。


R20のマルチスコアはどうやっても4300に達しませんでした。


Windowsをクリーンインストールしないと出ないのかもねー。



ちなみに参考までに、PBO(Precision Boost OverDrive)をEnableにして回すと
CPU 4571 pts
CPU Single Core 596 pts
とマルチがアップ。

ただ、上で書いたようにCPUマルチスレッドテスト中の消費電力が50Wほど上がりましたけど。




終わったらシステム構成やタスクマネージャーでスタートアップアプリを元に戻して
通常起動に
しておきます。




 さて、クリーンブートでスコアが上がったということは
スタートアップアプリのどれかがスコアを下げる要因になっているわけです。


果たしてそれがどれなのか特定するには、
少しずつ小分けにアプリを止めて再起動し、ベンチを回して確認ってことを繰り返します。


怪しいのはシステム構成の実行中アプリなので、まずはそれを止めてみる。
5600X-11.jpg


アプリそれぞれが少しずつ影響しているのかもしれないが、影響が大きかったのはうちでは
サウンドカードのCreative Audio Serviceでした。

正確に書くと、このアプリ、ドライバ自体ではなく、Dolby Digital Liveエンコード

5600X-12.jpg


これ音が出るときだけ負荷がかかってるのだと思ってたが
通常時からバックグラウンドで処理しているのかな。

これをオフにするとスコアが上がりました。


多少マルチは低いけど。






以上。

PS5もようやく普通に手に入るようになりましたね。

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