スーパーファミコンの製造年による画質の違いを比べてみました。
比較したのは
「
SHVC-CPU-01」1990 (初期型 S/N: S 14788622)
「
SNS-CPU-GPM-02」1993 (中期型 S/N: S 20453368)
「
SNS-CPU-APU-01」1995 (後期型1チップではない S/N: S 24892110)
「
SNS-CPU-1CHIP-02」1995 (後期型1チップ メイドインチャイナ S/N: 不明)
の純正4体と
互換機の「
レトロデュオ」Retroduo
\7500ほど
リンク
レトロデュオはファミコンゲームもできるし、小さくて軽いのでパッと出して遊びやすいってのも良い。
SFC本体は
純正S端子ケーブルと純正ACアダプタを使用し
レトロデュオは付属ACアダプタとS端子ケーブルで接続。
画像は
AVerMedia のビデオキャプチャー「AVT-C039」と「アマレコTV」を使ってキャプチャー。
なお、SFC本体はジャンク品で買ったものもあり、正常品とは違う映りをしている可能性もあるので
あくまで参考記録ってことでお願いします。
スーパーマリオワールド

アラジン

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜

上から順に「SHVC」「GPM」「APU」「1CHIP」「Retroduo」

SHVCだけ色が少し違います。
マーヴェラス

暗色ノイズの違いがわかりやすい。
がんばれゴエモン3


星のカービィ スーパーデラックス

ヨッシーアイランド
上から順に「SHVC」「GPM」「APU」「1CHIP」「Retroduo」

SHVCはゴーストが見られる。
総評 スーファミ本体は製造後期の1チップものが一番高画質だと言われていたものの
正直そんなに違いはないだろうと思っていました。
しかし今回比較してみて結構違いがあったのでビックリ。
純正4体で順位をつけるとすると、
1位はやはり後期型1チップの「
SNS-CPU-1CHIP-02」
ドット感や色のキレが一番良かった。
2位は初期型の「
SHVC-CPU-01」
初期だが意外にドット感は悪くない。
色味が他の本体と少し違うのと、
ゲームによってゴーストが見られる(スーパーFXチップ搭載ゲームだと出るのかも)
のが気になるポイント。
あとよく見ると、ファミコンをAV化改造したときにあったような細い縦縞も見られる。
ま、消去法で2位。
3位は中期の「
SNS-CPU-GPM-02」
絵がソフト。
4位は後期型の1チップではない「
SNS-CPU-APU-01」
ドット感は3位と同じくらいソフトなんだが、
こちらはなんか斜めに線が入るので4位に。
この斜め線はなんだろう?ノイズリダクションが効いてないのかな?
3位4位は1チップやったあとで見ると
コンポジット接続かよってぐらいボヤけてて、ビックリする。
互換機の「
レトロデュオ」のドット感は1チップに並ぶぐらいで良い。
ただノイズリダクションが良くないのか、かかりすぎているのかわからないが
グレーやブルー背景でモヤモヤとしているのがいまいち。
後やっぱ互換機なんで画面表示の乱れるゲームもある。
順位に入れるとすると「SNS-CPU-1CHIP-02」と「SHVC-CPU-01」のあいだの2位ってところ。
リンク
こうしてみると1チップものが一番良かったのはわかりますが
後期型で1チップになる前の「SNS-CPU-APU-01」の画質の悪さには驚きました。
何しか後期型ではパット見、外装のラベル表記などが全く同じで、
シリアルナンバーでしか1チップものと、そうでないものの判断ができなく
これがガチャと言われる所以でした。
たしかにこの画質の差をみると、ハズレ引いたときショックですよね。
まぁ今では
区別もできるんですが。
1チップものでもほかに2種類あるそうなので
それが手に入ったら比べてみたくはありますが、あんま売ってないんだよなー。
以上。
ちょっと高いけど互換機はレトロフリークがオススメ。
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