ファミコンのAV化(コンポジット化)改造
以前やったときのFCは前期型だったけど今回は
後期型のモデルナンバー「
HVC-CPU-GPM-02」
FCの後期型はカセット差し込み端子が金属プレートで覆われているかで
わかるので判断しやすい。

やり方は以前もお世話になったこちらの
家庭用ゲーム機をxxするさんの
赤白ファミコンをこっそりとAV化する+縦縞対策を丸々。感謝!!
今回は
簡単方法ではなく、トランジスタ 2SC1815を使うやり方で。
またAVケーブルはRCAジャックなどは使わず、ケーブル直出しにしました。
外装を加工せず、やろうと思えば元の状態に戻せる(多分戻さないけど)改造にしようと思ったので。
ケーブルはプレステ用のコンポジットケーブル。

ジャンク品だと100円ぐらいでよく見ますよね。
付ける場所は前にSFC端子を付けたときと同じく
TV↔GAME
のスイッチを取っ払って、そこに。

スイッチを取り外したらGAMEの方へハンダで直結。

ケーブルつけるイメージはこんな感じ。

プレステコンポジットケーブルの端子部分をばらして
ここの部分を

外装にハマるようにヤスリで削ります。
削りすぎると穴が空きますが、そのギリギリ手前まで。少しぐらいの穴ならば大丈夫。
映像と音声を取り出す「
V」、「
A」と、「
IN」は、
銀色のシールドを、細いドライバーやスクレイパーを使って外すと、中にプリントされています。


シールドボックス内にすべて収めるならここから取ればいいんですが、
そのままではんだ付けするにはシールド板が邪魔で狭く、このシールド板のはんだを
外すのがめんどくさかったら基板裏側のここから取っても。
GNDは上記画像の大きいハンダのところとか、TV↔GAME スイッチ外したとことか。
赤白ファミコンをこっそりとAV化する+縦縞対策の
映像の方の回路では
コンデンサ(C1)は470μFにしました。
ここは220μFでいいらしいが、それだとなんか画面の乱れが見られた。
でも画面の乱れはコンデンサの問題じゃなかったかも。
まぁとりあえず470μFで。
抵抗(R2)は110Ωでいいらしいですが、色々試したところ
ブラウン管TVではスーパーマリオの空の色は75Ωだと少し薄く感じ、110Ωで丁度良い。
110Ωにもう100Ω直列接続して
210Ωにするとブラウン管だとコッテリに感じるが
ゲームキャプチャーの
AVT-C039で液晶画面に映して見たところ、
それほど濃く感じないレベル。
液晶画面では110Ωだと少し薄くて空が紫っぽく見える。
これが210Ωで

こっちが110Ω

210Ωでも少し紫がかっているかな。
レトロデュオも210Ωぐらいの感じだったかなと、
前レビューしたのを見てみると、
なんか210Ωよりレトロデュオのほうがまだ紫っぽかったんですねー。

というか前にAV化改造したやつは薄すぎるでしょ。
液晶テレビにつないでみたら、そんなにムラサキ感はなかったので、110Ωでいいと思うけど、
接続テレビによって色が変わるのなら
抵抗(R2)は半固定の
可変抵抗200Ωにして濃さを変えられるようにしてもいいかも。
とか
とか
というか、取り外したTV↔GAMEスイッチで110Ωと200Ωの切り替えするようにしてもいいかも。

ここのコンデンサと抵抗の値は色々試してみたほうが良いと思うので、
ブレッドボードを使ってテストしてからにするのがおすすめ。
正味な話、一番時間がかかったのはレイアウトをどうするかで、ここあたりは

1センチぐらいの余裕があるので、フレキシブル基板を切ってここに入れようかとしたが

なんかいまいちな感じなので、
映像部分はシールドボックス内、

音声は裏からそれぞれ直ハンダにしました。

音声の方のコンデンサからあとは横に出して。

やっぱこの手の改造はフレキシブル基板は使わず直ハンダにしたほうが
入れやすいですね。
シールド板にはんだ付けしたとことかが触れないように絶縁しておく。
縦縞対策で、ここのトランジスタを加工して、

(HVC-CPU-GPM-02はこれだけで縞が消えた)
完成。
前に改造したファミコンは疑似ステレオ化したんですが今回改めてみてみると、
この疑似ステレオも違和感がある感じに聞こえたので映像も含めて再改造しようかしらん。
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