「ABZU」はダイビングシミュレータとでもいいましょうか、
ゲームオーバーのないゲームで、
基本的には「風ノ旅ビト」と同じようなプレイ感です。
「風ノ旅ビト」と同様にセリフやストーリー説明のまったくないゲームなので
ゲーム内ビジュアルから読み解く雰囲気ゲー。
なのでちょっと考えてみました。
海の中で目覚めたダイバー

潜って泳いでいくと
水中ドローンのようなものが海底に転がっており、これを起動させると「彼」についてくる。

この水中ドローンによって、道を切り開いて進む場面もある。

海中には三角形の機械的な扉があり、これにアクセスすると開いて進むことができる。

また進むと建物があり、そこには
壁画が描かれており、それから推測するに、
この都市はかつてサメを神と崇める民族の住む国であった。

ここでは海水とは別の青白い神聖なる水を満たし、

それを養分(?)とした
4箇所にあるピンク色のサンゴと神殿を中心とし、豊かな生態系を育んでいた。

しかしある時、三角形状の巨大な”機械”を連れた男が現れ、

(恐らくそういう宗教観を古いものとし)
サンゴを封印し、青白い神聖なる水の供給が絶たれた結果、
その近辺ではクジラなどの大型生物は死に絶え、その他の
生物も少なくなった”暗い海”になってしまった。

といった感じ。
機械は都市や壁画と比べても明らかににオーバーテクノロジーだが、
これはどこから現れたのか。
SFでありがちなのは、宇宙から or 未来から or 過去に滅びた超文明の残り、
ってところなんで多分そのどれかでしょうが、内部は工場みたいになっており、
現在も絶賛稼働中なので、過去の文明というより、現在進行形ということで
宇宙からの飛来物に一票。

海洋+超文明ってことで思い浮かぶのは「ふしぎの海のナディア」なかんじ。
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壁画の男は姿かたちからいって、プレイキャラの「彼」と同一人物。
そうすると水中ドローンや三角の機械にアクセス出来たのもわかる。
しかし「彼」と機械の関係はどうだったのか。
機械や建物の感じでみると、壁画の描かれた時からはかなり年月が経っているように思われる。
「彼」はコールドスリープから目覚めたのか。
しかし後ほどわかるが、実は「彼」もまた機械生命体であった。
巨大な三角機械の外部端末的な?
なにかがあって(気候変動とか?)アクセスが途切れたのか、
三角機械の方は引き続き稼働していたのだが、コントロールが取れなくなっており、
防衛システムに「彼」もダメージを食らう状態。
そんな中、かつて神であった、傷だらけのサメは一人で戦い続けていた。
「彼」が連れていた水中ドローンを襲ったのは、敵として認識していたためであろう。
しかし戦い続けた神もまた…
ピンク珊瑚は「彼」の中にあるなにか、で封印を解くことが出来るよう。

珊瑚を復活させると周辺に魚が戻ってき、華やかな海に戻る。
すべてのピンク珊瑚を復活させて、(神聖なる)情勢をもとに戻すことにより新たな”神”
が生まれ、それとともに機械を滅する事ができるようになり、再び豊かな海へと返る。
という話かな。
以上。
ノーチラス号はかっこいいよね。
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