2013年発売のKindle Fire HDX 7にはUSBホスト機能がありません。
Kindle Fire HDX 7についているUSB端子は、充電と、PCに接続して
データのやり取りを行うためだけのものなので
マイクロUSB B(オス)→USB A(メス)変換ケーブルを用いて
USBキーボード、マウス、USBメモリを接続しても全く認識してくれません。
Fire HDX7にはBluetooth 4.0が搭載しているので、
キーボード、マウス、ゲームコントローラー等は
ブルートゥース使用でまかなえますが、
USBメモリやHDDを使いたいときはどうするか?
USB機器をブルートゥース変換する「USB2BT」というキットが
ありますが、ケースは自分で用意しなければならず、それに少々高め。
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手軽に行うには
Wi-Fi経由でUSBメモリやUSB HDDが使える、Wi-Fi USBリーダーもしくは
USBリーダー付きのWi-Fiルーターを用いることで実現できます。
つまり簡易的なNASで読み取るわけです。
私はRATOCのWi-Fi USBリーダー
REX-WIFIUSB1を使いました。
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Wi-Fi(無線LAN)ルーター機能はありませんが、
ブリッジ機能により今あるWi-Fi接続と切り替えずに使用できます。
設定も大して難しいこともなく、
使用アプリの「WiDrawer」もAmazonアプリストアで手に入ります。
(WiDrawer2はAmazonアプリストアに無いようで、
APKPureなどからapkファイルをダウンロードしないといけないみたい)
なお本体ファームウェアの最新バージョン3.000.040では
セキュリティ強化によりSamba、DLNA、WebDAVといった
ファイル共有機能で外部からの接続が不可になりました。
参考:
Wi-Fiストレージ製品のファームウェア変更ついてルーター経由での接続ができなくなるだけでブリッジ接続は今までどおり出来るので
ただ単にUSBリーダーとして使いたいのであればアップデートをしておくほうがいいと思います。
また、旧版のファームウェアに戻すことも可能なようなので、旧版ファームウェアも
一緒にダウンロードして残しておくといいと思います。
なお、ファームウェアダウンロードには本体裏面に記載されているシリアルナンバーが必要です。
REX-WIFIUSB1ファームウェア DLページ。
使い勝手は、接続してしまえばWiDrawerから普通にUSBストレージとして使え、
USBメモリに置いた動画ファイルを直接「MX プレーヤー」などで再生することも出来ます。
(サイズの大きいファイル(TSファイルなど)でも見れるけど、
シークバーで再生位置指定すると読み込みに少し時間がかかります。)
もちろんKindle Fire内のファイルをUSBメモリに保存することもできます。
また、X-ploreというファイルマネージャーからもアクセス可能です。
(いちいちパスワードを求められるようなので使い勝手はいまいち)
転送速度はちょっと遅めだけれど、やりたかったことは概ね出来たので満足。
Wi-Fiルーター機能も欲しければ
プリンストンのPTW-SDISK1という選択肢もあり
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