夜明け前の

もはや徹夜でゲームをしなくなったな、っと。

Open PS2 Loader 基本的な使い方

 Open PS2 Loader(OPL)の基本的な使い方。
ゲームインストールやカバーアートやVMC。


このページでやったことは
1:WinHIIPでHDDのフォーマットとゲームインストール

2:カバーアート取得(OPL Manager使用)

3:Open PS2 Loader設定



プレステ2で内蔵HDD or SSDを使うには、厚型PS2の場合はネットワークアダプタ




薄型 PS2の場合は改造が必要。

USBメモリやUSB接続HDDにPS2ゲームのISO入れても起動できるが、
ムービーとか遅いのであまりおすすめできない。

SMB(ネットワーク接続)は試してません。



PS5も手に入るようになってきているが、やっぱPS2世代のゲームって楽しいですよね。





HDDフォーマット
ハードディスクのフォーマットは
PS2本体でのHDD Loaderや、uLaunchELFのHdd Manager、
またはPCに接続してWinHIIPで行う。

↓WinHIIPはこちらのページの下のほう
http://ps2game.s269.xrea.com/all.html?1289222476

「up0023.zip」 WinHIIP_V1.7.6 日本語化Ver
をダウンロード。


WinHIIPでのフォーマット方法

 まず、HDDまたはSSDはウィンドウズでフォーマットされている状態
(”コンピューター”でドライブが見える)だとWinHiipでフォーマットできないので、
その場合まず、ボリュームの削除を行います。


 Windowsボタンを右クリック-->ディスクの管理
hiip-11.jpg


 該当HDDを選んで(注!HDDを間違えないようしっかり確認を!)右クリックし
ボリュームの削除
hiip-6.jpg





WinHIIP起動

 WinHIIPを展開したインストールフォルダの「WinHIIP.exe」を右クリックして
管理者として実行でWinHIIPを起動。



”ドライブの選択”で上記HDDを選択。
(HDDにアクセスできない場合は「管理者として実行」してないからかも)


”ドライブの消去”をクリック。
hiip-7.jpg



 ハードディスク or SSDが120GB以上の場合、
”アプリケーション”をHD Loader 48bitに。

120GB以下の場合はHD Loader 28bitになると思う。


”モードの削除”はFullのほうがいいけど、時間がかかるので
Quickでも特に問題なさげ。

hiip-10.jpg

「完了」をクリックするとフォーマット開始。
(フォーマットしたらデータすべて消えるのでよく確認してから)



 途中出る注意文や警告文は「はい」、「OK」。

hiip-9.jpg


 その後、「オプション」で
「制限設定」が上記フォーマットした時の「48bit HD Loader」 か「28bit HD Loader」 になっているか確認。
hiip-12.jpg



 PCとHDDの接続にはLANケーブルを用いても出来るが、
PS2から取り外してSSD/HDDケース、スタンドで接続するのが簡単。

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ゲームインストール

PS2用にフォーマットしたらそのままWinHIIPでインストール。

イメージから追加-->Image file(s)をクリックし
hiip-22.jpg

iso化したゲームを選択し
どんどん入れていけばいいだけなので、とっても簡単。


ソフト名がOpen PS2 Loaderで表示されるタイトル名。
英数字のみ使用でき、日本語不可です。
hiip-25.jpg


PS2でDVDではなくCDのゲームはcueを指定してインストール可能。
でも、bin+cueをiso変換してからインストールしたほうがいいかも。

ゲームディスクをイメージ化するには「ImgBurn」、
bin+cueをiso変換するには「AnyToISO Converter
などで。


なお、ゲームの違法ダウンロードは絶対ダメです!よ。
自分で購入したディスクをISO化しましょう。

OPL-14.jpg


PS2 ゲームにはコピープロテクトがかかっていないので、
所有ディスクのバックアップは問題ない(はず)。

傷だらけのジャンク品もISO化すれば全然問題なく遊べます。
OPL-13.jpg








カバーアート

DSCF6187.jpg



カバーアートの取得にはOPL Managerが便利

↓OPL Manager公式
https://oplmanager.com/site/

2023/5時点での最新版は「OPL_Manager_V22.3」
なお、使用には.NET Framework 4.0が必要。



DLして展開し、「OPL_Manager.exe」を右クリックして
管理者権限で実行


ゲームインストールしたHDD or SSDを接続し、
初回起動時セッティングの言語選択で「日本語」を選択。
OPL-6.jpg


モード変更/OPLフォルダで、
ローカル PS2 HDD(Local PS2 HDD)を選んで保存する。
OPL-1.jpg


インストールしたゲームリストが表示される。



バッチ処理 (Batch Actions)-->ARTダウンロード (ART Download)
でカバー画像ダウンロード。
OPL-2.jpg


Open PS2 Loaderのデフォルトテーマで表示できるのは
カバー(Cover)、ディスク(Disc)、裏表紙(Background)、壁紙なのでそれにチェックを入れ、
開始(Start!)クリック

データベースにある分はカバーアートなどが表示されている。
OPL-4.jpg


見つからなかった分は自分でサイズの合ったjpgやpngを用意して適用できる。
OPL-5.jpg

使えるファイル名及びサイズ[横x縦]は
フロント&バックカバー:Game_Code_COV.jpg [140x200]
ディスク:Game_Code_ICO.jpg [64x64]
背景:Game_Code_BG.jpg [640x480]

Game_CodeはPCのドライブにゲームディスクを挿入して、"開く"と
「SLPS_・・・・」や「SLPM_・・・・」とあるやつ。

例えばドラクエ8のフロントカバーの場合、「SLPM_658.88_COV.jpg」となる。

jpgのほかpngも使えるのでその場合は拡張子を.pngに

自分で適用したのなら、Share all ARTsで送信してデータベース作成に協力しても。

カバーアートの他、コンフィグファイルも編集できる。


なお、新たにインストールしたゲームをOPL_Managerで認識させるには、
ファイル-->Invalidate cashe and refresh list
をクリック

もしくは"OPLManager.ini"と"cache_hdl_local.dat"を削除して
また1から設定する(カバーアートやコンフィグは残っているので心配なし)か。


追記
もしART Downloadができなくなったら、最新版の OPL Managerに
アップデートしてみて下さい。


DLしたカバーアートをUSBメモリにコピー

メニューバーのOPLフォルダを開く(Open OPL folder)をクリックすると、
OPL_Managerを解凍した先にできたフォルダ内にある
「ART」フォルダにカバーアート群がDLされているので
USBメモリに「ART」フォルダごとコピペ。




PS2にHDDとUSBメモリを接続して起動

uLaunchELFを起動し
FileBrowser-->Mass:/内の
ART/フォルダ上でコントローラのR1を押してメニューを開きCopy
hdd0:/-->+OPL/に移動し、R1を押してメニューを開きPaste

でHDDの+OPLに「ART」フォルダごとコピペ。
OPL-11.jpg

これでカバーアートが表示できる。




PS2本体をHDMI接続するなら変換ケーブルを用います。



Open PS2 Loader日本語化
詳しくはこちら



Open PS2 Loaderの設定
OPL-10.jpg


Open PS2 Loaderを起動したらSTARTボタンで設定画面へ

各項目の設定方法は項目を選んで丸ボタン>色が変わったら上下で選ぶ。
その後設定をセーブ。
Settings
HDD device start mode(HDDデバイス表示モード):AUTO
Default menu HDD(初期メニュー):HDD game
Remember last played game(最後にプレイしたゲームを記憶する):ON
にして起動までの秒数を選択(0=∞)

Display settings
Autmatic sorting(自動でアルファベット順に並べ替え):ON
Enable Cover Art(カバーアート表示):ON



ゲームそれぞれのセッティング
ゲームタイトル上で△ボタン押して設定へ
OPL-12.jpg

上のモード1からモード8まであるのがCompatibility modeで
ゲームの互換性

大抵のゲームはココを「オフ」のままでも大丈夫だが、
一部のゲームでは「オン」にしないと起動しないものもある。

例えば、「ジャックXダクスター」。これはmode2,3,6をオンで起動する。
必要なのはゲームタイトルで検索したり、Compatibility listで確認。


Compatibility List
海外版なので少し違うようだが参考にはなる。
なお少数だが動かないゲームもあるので、その場合諦めるか
検索すると回避方法が見つかるかも。


なお、変更するとグラフィックに不具合が出たりするのでその場合は「設定を初期化」するとよい。



VMC
VMCスロット1と2とあるのが仮想メモリーカード。

使うにはOPL+VMCと言ったVMCが使えるOPLのインストールが必要。
(普通はインストールされていると思う)


通常はゲームそれぞれのVMC作れば良い。
というか、作らなければセーブできず、ゲームによっては開始もできないのでまず作成すること。

なお、作成したVMCは他のゲームで使おうとしてもOPLからでは選択できない模様。


一つのVMCを複数のゲームで使用したいときは簡易VMC作成(Use generic)で「generic_0」を作ってそれで。
もしくは、少々面倒だがVMCのコンフィグファイルを書き直せばできる。

設定を保存(SAVE)するのを忘れないように

もしセーブを忘れると、次に同じ名前では再作成できないので その際は
hdd0:/+OPL:/VMC/にある該当セーブデータを削除してから
再び作成。


セーブデータはHDDの+OPLパーティション(フォルダ)に保管されるが、
パーティションサイズが小さい場合もあると思うので、
uLaunchELFのHdd Managerで+OPLのサイズを拡大しておくといい。
とりあえず512MBあたりで様子見。


セーブのバックアップを復元するときには、
先にバックアップを取ったのと同じ名前でVMCを作成しておき、
uLaunchELFで上書きコピペすればOK


これで基本的な設定は終了。ゲーム起動すればディスクレスで遊べます。



ちなみにソフトリセット(コントローラーでリセットしてPS2ブラウザに戻る)は
「start」+「select」+「R1」+「R2」+「L1」+「L2」
を同時押し。(ゲームによる)




以上。
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Open PS2 Loaderの 導入
PS2をワイヤレスのコントローラー、HDMI出力、デジタル音声出力でUBBDAC&アンプにてカスタム!?を楽しんでいます。とてもきになるのが、Open PS2 Loaderの導入、SUGOIADAPTER2535 マウンター型SATAPATA変換アダプタ SATA-TR2535に手持ちのSSD36BG位の物に侍スピリッツ6番勝負をインストールしてプレイした所ロード時間が素晴らしく早く大容量に変更を目論んでいます。そこでOpen PS2 Loadeなのですが、メモカは持っているのですがメモカを挿さずHDDBOOTでメモリーカドを挿してセーブも可能な環境を作りたいのですが、情報はちらほらあるのですが、具体的な情報は海外のyoutubeしかなく苦しんでいます。uLunchELFでの操作の詳細など、その他教えていただけないでしょうか?HDDのフォーマットやゲームのインストール方法は何通りかあるのは、わかりました。肝心の部分が・・・
[ 2018/11/02 16:18 ] [ 編集 ]
HDD起動の方法?
HDDブートの方法でしょうか?メモカも普通に使えます

1.検索してダウンロード
winhiip_v176
FHDB1.93.img
HDDRawCopy1.10Portable

2.winhiipでHDDをフォーマット(管理者実行)

3.HDDRawCopyでFHDBを書き込み(管理者実行)
ダブルクリックでFHDBimgを選択後、フォーマットしたHDDを選択実行

4.winhiipでISOファイルを書き込む
[ 2018/11/12 09:59 ] [ 編集 ]
記事にしてくださって、ありがとうございました
とても参考になりました、久々にPS2を引っ張り出してチャレンジしたいと思います。
[ 2020/04/13 01:18 ] [ 編集 ]
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