ファミコンカセットの開け方&電池交換 その1
カセットの開け方ファミコンカセットの場合、無傷で開けるのは至難の業です。
目立たない所とは言え傷もつきますし、ツメが折れてしまうこともしばしば。
ツメはある程度なら修復出来ますが、基本的には傷ものになると思ってください。
また、いきなり一発勝負をせずに、ジャンクカセットとかで練習することをおススメします。
まず前提としてFCカセットの形状は、通常サイズの場合ツメは前面側の
サイド下部に2つと、上面に2つ付いています。
実際に分解していきます。
使うのは
マイナスドライバー。
幅5ミリ以下のものを。
右利きの場合、前面から見てサイド左下部のツメから外した方がやりやすいので、
左サイドの差し込み端子横のカバーを指で広げて、マイナスドライバーを差し込みます。
そして、画像のようにカバー背面側を広げるようにすると外れます。

この際、前面側のツメの部分と真ん中部分をグッと抑えて
たわませるようにすると外しやすいと思います。

サイド側のもう片方も外します。
上部の2つは、外さなくても基盤は取れますが、
外すのなら上部の穴にマイナスドライバーを差し入れ、背面側を浮かすようにして外します。

で、基盤を取り出します。

できるだけ端子部には触れない方がいいですが、
ゴム製の指サックなんかを使えば、触れても安心。
端子部分は無水エタノールで洗浄して、
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接点復活剤を塗るというのが正しいファミカセのメンテナンス方法ですな。
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ツメが折れてしまった場合
不幸にもツメが折れてしまった場合にも一応修復は可能。
瞬間接着剤で接着し、ツメの後ろ側をホットボンドで補強してやります。
再びはめる時は、折れた方を先にはめてやった方がいいと思います。
強度的には落ちているので、次外すときはまた折れるでしょうけど。
参考大きいカセット『がんばれゴエモン外伝 消えた黄金キセル』の場合。

ツメがあるのはサイドの下部に2つ、サイド上部に2つ、上面に1つでした。
サイド下部のは上記と同じ方法で外せましたが、上部2つは外すのに失敗。ツメが折れてしまいました。


上面1つのツメは外さなくても基盤は取り出せますが、上面のラベルに筋が入ってしまいます。
カバーをはめ直して見ると、サイド上部のツメは折れたままでも
隙間が空くようなことはないですけど、この折れたツメを補修するかどうかは考え物です。
次は
その2の電池交換へ
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